さかさ町

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  • サイズ A5判/ページ数 94p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784001160000
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

リッキーとアンは、おじいちゃんの家にいくとちゅう、見知らぬ町で一日をすごすことになりました。その町の名まえは“さかさ町”いったい、どんなところなのでしょう??

著者等紹介

アンドリュース,フランク・エマーソン[アンドリュース,フランクエマーソン] [Andrews,F.Emerson]
1902‐1978。アメリカ、ペンシルバニア州ランカスター生まれ。アメリカにおける財団や慈善事業の調査・研究で知られ、ラッセル・セージ財団、ニューヨークの財団センターなどに長年たずさわった。専門書のほかに、子ども向けの本も書いた

スロボドキン,ルイス[スロボドキン,ルイス] [Slobodkin,Louis]
1903‐1975。アメリカ、ニューヨーク州オールバニー生まれ。美術学校を卒業後、彫刻家として活躍。1941年、エスティス作『元気なモファットきょうだい』(岩波書店)の挿絵でデビュー。数多くの子どもの本を発表しつづけた。絵本『たくさんのお月さま』(コルデコット賞受賞、徳間書店)など

小宮由[コミヤユウ]
1974‐。翻訳家。東京・阿佐ヶ谷で「このあの文庫」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

139
時には気分を変えてさかさで行ってみよう♪ おじいちゃんの家に遊びに出かけた兄と妹。ところが列車の故障で途中の町で一晩過ごさなくてはならなくなった。そこは全てが世間とさかさになっている町。子供はみんな働いて仕事が休みの時だけ学校に行く。学校で勉強するのは「忘れる」こと。お店で買い物をしたらお金をくれる……。荒唐無稽なようで時々考えさせられるお話。もしかしたら、ここは究極の社会福祉制度を実現している町ではないだろうか。出口が見つからなくなった時は『逆転の発想』が突破口になるかも……と思ったりして(笑)。2016/06/19

ケイ

101
図書館から受け取った時に、夏休みの課題本だと認識した。楽しく読んだけれど、良くも悪くも、課題になりそうな子供向け作品かなと思う。小学生の課題には、こんなにまとまりのいいものでなく、もっとハミ出たような作品を読ませて欲しいなと感じた。2016/09/09

マエダ

98
”子供は理屈ぬきに「面白い」とおもってもらえれば十分で、大人には時々「むむっ」と考えさせられるところがあるのです。”常識や当たり前を違った角度からみることによって見えてくる発見や閃き、とても勉強になる素晴らしい一冊2017/09/23

マエダ

70
再読。物事をさかさに考えることは面白い。大人こそ侮れない箇所が多いのではないか、少し止まって考えてしまう。著者の術中に嵌ってしまっている。2018/02/17

☆よいこ

69
児童書。リッキーとアンは列車の事故の都合で[さかさ町]に一晩滞在することになった。看板もさかさま、家もまるでひっくり返ったような形をしている変わった町。子供が働き、年寄りは遊んでいる。独自のさかさまルールに目を回しつつ、リッキーとアンは一日を楽しく過ごした。▽全部がそのまま逆さまってことじゃなくて、意外と効率よくできた町だった。ちょっと理屈っぽい?素直に楽しめればいいか。2018/11/03

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