哲学がわかる科学哲学 (新版)

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哲学がわかる科学哲学 (新版)

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  • サイズ 46判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000616096
  • NDC分類 401
  • Cコード C0010

出版社内容情報

スマホのGPS機能や遺伝子検査など、科学の華々しい成果は私たちの日常のありかたを更新し続けている。現在も科学は社会の巨大なエンジンとして社会を動かすが、そもそも科学的知識の正しさはどこに由来するのか。前線から一歩身をひき哲学的な眼で眺め、科学とは何かを問い直す。第二版をもとに新訳した科学哲学入門。

内容説明

スマホのGPS機能や遺伝子検査など、科学の華々しい成果は私たちの日常のあり方を更新し続けている。現在、科学は巨大なエンジンとなって社会を動かしているが、そもそも科学的知識の正しさはどこに由来するのか。前線から一歩身をひき哲学的な目で、科学とは何かと問い直す。第2版をもとに新訳した、科学哲学入門の定番書。

目次

1 科学とは何か
2 科学的推論
3 科学における説明
4 実在論と反実在論
5 科学の変化と科学革命
6 物理学・生物学・心理学における哲学的問題
7 科学とその批判者

著者等紹介

オカーシャ,サミール[オカーシャ,サミール] [Okasha,Samir]
メキシコ国立大学、ヨーク大学などを経て、現在、ブリストル大学教授。オックスフォード大学で博士号取得、専門は生物学の哲学。Evolution and the Levels of Selection(Oxford University Press,2006)によってラカトシュ賞受賞

直江清隆[ナオエキヨタカ]
東北大学大学院文学研究科教授。専門は哲学

廣瀬覚[ヒロセサトル]
仙台市医師会看護専門学校非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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井の中の蛙

9
https://tiseda.sakura.ne.jp/PofSbookguide.htmlを見て、本書を手に取った。科学哲学から、生物学の哲学など個別科学の哲学の概略までトピックを広く浅く扱っていた。巻末に読書案内有り。私は比較的反実在論な考え方をしていることが分かった。本書の議論を読んでいて、「所詮言語ゲームだから」と思ってしまうことが何度かあった。だからローティ思想の源流でもあるクーンの思想は、これまで詳しくは知らなかったので興味を持った。あと矛盾だからおかしい、という論理は古く感じた。2024/01/27

minochan

4
「因果関係は虚構か」「説明とは何か」「科学は社会的営みか」を考えたり理解することで、実際自分の科学研究に役立つか?と問われたらはっきり言ってNOである。「科学哲学は鳥類学者が鳥の役に立つくらいにしか科学者の役に立たない」という20世紀物理学者ファインマンの皮肉に溢れた有名な句はその意味で正しいように自分は思う。だがしかし、鳥の役に立たなくとも、鳥類学をやっても良いではないか?だって、それ自体が面白いんだから!自分は鳥の頭も鳥類学者の頭も持って、都合よく切り替えながら、この分野を今後も楽しもうと思った。2024/01/02

H.Yamaguchi

3
先に読んだ「科学哲学への招待」よりも文章がやさしめ。科学的とは何かを求めて読んでみたが、余計に分からなくなってきたぞ…2024/02/22

Bevel

3
新しい版の訳が出たということで。科学の本質の問いはコロナ以降だからかより古びて聞こえるな、あと私は物理学をメタに説明したいという関心がまったく欠いているなとか。うまく楽しめたのは個別科学を扱う6章だけで、2章の確率の話はベイズとかRCTの話は出るけど深堀りされず、3章のヘンペルの説明は面白いけど、思考実験由来の反例でどうでもよくなってしまう。自然主義と実在論論争では心が冷え冷えに。。1950年代ぐらいからの社会から自分を切り離して大きいこと言ってる雰囲気は変わらなくて、もっと書くことあると思うけどなって。2023/10/15

メイジトップ

2
科学哲学について初めて読んだ。どのくらい網羅性に欠けているかは分からないが、トピック自体は幅広く論じられている印象だったので、読書案内に従ってより理解を深めていきたい。そう思えるほどには本書自体のまとまりと、科学哲学の奥行きを感じた。自然科学の細分化も相まってか、科学哲学は個別の科学哲学へと移行してしまっている様で、科学哲学は、科学とは何かということよりも、科学の効用についての興味という、巷の風潮に追随してしまっているということなのかもしれない。2024/04/14

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