戦慄の記録 インパール

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戦慄の記録 インパール

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000612852
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

三万人を超える死者を出した作戦は、どのように立案・遂行されたのか。牟田口司令官の肉声、司令部の状況を詳細に記録した元少尉の日記、生き延びた兵士たちの証言などを通じて、「太平洋戦争史上最悪」の作戦の全貌に迫る。

内容説明

川幅六〇〇メートルの大河と二〇〇〇メートル級の山々を越え、インドのイギリス軍の拠点インパール攻略を目指した日本軍。三万人もの死者を出したといわれる作戦は、どのように立案・遂行されたのか。第一五軍司令官・牟田口廉也中将の肉声、司令部の状況を詳細に記録した元少尉の日誌、生き延びた兵士たちの証言などを通じて、太平洋戦争で最も無謀といわれる作戦の全貌に迫る。

目次

序章
第1章 “責任なき”作戦認可
第2章 度外視された“兵站”
第3章 消耗する兵士たち―軽視されてゆく“命”
第4章 遙かなるインパール―総突撃の果てに
第5章 遅れた“作戦中止”
第6章 地獄の撤退路―白骨街道で何があったのか
第7章 責任をとらなかった指導者たち
終章 帰還兵たちの戦後
おわりに―異例の反響

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遊々亭おさる

21
形勢が逆転した戦局を打開するために立案されたインパール作戦。当初、現場からあがる消極論により実現は困難とされるも、猛将と言われた牟田口中将の強弁な意向により多くの不安要素を抱えながら遂行される。希望的観測で塗り固めた丁半博打のような作戦に苦しむ兵士は飢えや疫病に倒れて死んでいく。戦後、無能の烙印を押された牟田口。しかし、この悲劇を生んだ本質は現代の日本型組織にも通ずる日本陸軍の組織的欠陥にあると本書は説く。悲劇は戦争だけで起こるのではない。自分が属する組織が間違いを犯したとき、佐藤中将になる覚悟はあるか。2018/11/14

みなみ

16
たんなるNHKスペシャルの書籍化でなく、放送では書ききれなかった内容の補完でもある。番組で登場した回想録がいかに発掘されたかについて。放送後、証言した人物たちがほどなく高齢で没したこと。また、番組に登場した牟田口家の人たちは番組への批判を述べている。インパール作戦の俯瞰的な位置づけが不十分で、上層部の責任の処材についてもっと取り上げるべきだったと。個人の回想録を中心に構成した番組では、あれ以上のことを取り上げることは難しかったと思う(まして完全版より時間の短い地上波のバージョンでは)2021/03/24

ようはん

15
ある新聞記者曰く上に弱く下に強い面があり気分屋であったという牟田口中将評。猛将気質も含めて確かに指揮官として問題のある人間性は読んでみて伺えるがインパールの失敗は牟田口はもとより前線の状況を把握せず牟田口にストップをかけられなかった軍上層部の責任も大きいと感じた。90代になる当時の作戦に従事した人達のインタビューも多数掲載されているが、多数の日本兵が次々と斃れていく描写は読んでて辛い物がある。2020/01/24

sasha

15
「牟田口が熱心にやりたいと言っているからやらせてやれ」っつって約3万人の戦死者を出したインパール作戦。2017年8月15日に放送されたNHKスペシャルの書籍版。緻密な戦略よりも人情論で決まった作戦は、長引くにつれ失敗の様相を呈するのだが撤退する時期の決定があまりにも遅過ぎた。忖度と責任逃れ。今に続く日本上層部の系譜か?と思う。どんな戦争もしない。それが戦場で野垂れ死にさせられた人たちへの最上の追悼ではないだろうか。2018/08/23

ののまる

11
若い人みんなに読んで欲しい。このインパール作戦の後、本土では特攻作戦が決行。たくさんの若者の無駄死にを軍上層部は何も思っていない。2019/07/01

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