建築から都市を、都市から建築を考える

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建築から都市を、都市から建築を考える

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  • サイズ B6判/ページ数 164p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000610759
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

出版社内容情報

変貌する都市のなかで、滅びないものとは何か。歴史と対話を重ねたマスター・アーキテクトが、いま伝えたいこと。

内容説明

丹下健三、ホセ・ルイ・セルトらモダニストの意志を受け継ぎながらも、東京の“奥”を訪ね、身近な街並みにひそむ歴史の重なりに目を向けてきた建築家、槇文彦。いまを生きる人間に、本当に必要な“公共空間”とは何か。“都市をつくる建築”を生み出してきた、その半世紀を越える思考の軌跡をふり返る。

目次

1章 創生の時代―初めてのモダニズム
2章 五月革命の頃―アーバン・デザインとは何か
3章 コミュニティ・アーキテクトとしての半世紀
4章 メトロポリス東京の過去と未来
5章 「共感のヒューマニズム」へ
人間が「建築をする」ということ
普遍性と倫理―槇文彦がパブリック・スペースに求めてきたもの

著者等紹介

槇文彦[マキフミヒコ]
建築家。1928年東京都生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、ハーヴァード大学大学院デザイン学部修士課程修了。その後ワシントン大学、ハーヴァード大学、東京大学で教壇に立つ。現在、槇総合計画事務所代表。日本建築学会賞、高松宮殿下記念世界文化賞、プリツカー賞、AIA(アメリカ建築家協会)ゴールドメダルほか受賞多数

松隈洋[マツクマヒロシ]
建築史家、京都工芸繊維大学教授。1957年兵庫県生まれ。京都大学工学部建築学科卒業後、前川國男建築設計事務所に入所。2008年より現職。工学博士。専門は近代建築史。DOCOMOMO Japan代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぴょこたん

12
返却期限が来て中座。 想像と違って、かなりの建築学の専門的なものだった。でも、大学のキャンパスなど、機能性原理主義と思っていた建築物が、実は人間のことを非常に重く想定していることが分かり、建物への見方が変わった。新宿の紀伊国屋書店など、知っているところが出てくると、イメージできるので理解しやすく嬉しかった。2016/04/04

ophiuchi

10
槇文彦が最初に国立競技場のザハ・ハディド案に疑義を呈し、結果的に白紙撤回に至ったのだが、ここに書かれているようなバックグラウンドがあったからこその説得力だったことが分かった。ランドマークとしての教会を中心として形成されるヨーロッパの都市に対して、日本では神社が「奥」に位置しているという指摘は鋭い。2016/02/08

ponnnakano

4
建築本らしからぬ読みやすさ。語る言葉に建築家の良心を感じます。「一人でいることすなわち孤独ではないし、むしろ、それは自由であることを意味しているはずです。」一人でいても居心地のいいスパイラルの階段周りはそういう眼差しがあってこその空間でしたか。2016/10/05

55くまごろう

3
ヒルサイドテラスを設計した建築家、槇文彦氏の思考の流れがインタビューという手法を通じて記されている書。建築と都市という決して簡単ではないテーマが、私のような一般人にも理解できるギリギリのレベルで語られている。ヒルサイドテラスにしろ、SPIRALにしろ、氏の唱える建築の内と外との一体化、時を経ての建築に対する評価という視点で言えば、いずれも後世に多大な影響を与えている建築であるが、本書を読めばそのベースにある一貫した考え方が見えてくると思う。2020/02/17

doji

3
スパイラルの踊り場あたりのベンチのような、パブリックスペースにおけるプライベートな過ごし方についての語りが面白かった。公共とひとびとの孤独、それを建築から考える感じ。他の槇さんの本も読んでみる。2020/02/17

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