内容説明
四〇代以上は三人に一人が糖尿病になる時代。自覚症状がないまま進行し、気づいた時には足の潰瘍・壊疽により、下肢切断を余儀なくされる人も少なくない。いま切断せずに画期的に潰瘍を治癒する方法がある。なんとハエのウジ虫を使う。それはいったいどんな治療なのか。なぜハエなのか。驚きの治療の実際としくみを解説する。
目次
1 ウジ虫が私たちの傷を治す
2 発見と道のり
3 日本の先駆者
4 昆虫のなかで最も進化したハエ
5 現在のマゴットセラピー
6 なぜ傷が治るのか
7 共に生きる
著者等紹介
岡田匡[オカダタダス]
1958年大阪府生まれ。奈良県立医科大学卒。奈良県立医科大学皮膚科を経て、1997年より、マミ皮フ科クリニックに勤務。2011年に一般社団法人ジャパンマゴット治療教育推進協会理事長に就任し、日本における同治療の普及活動に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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