ヒューマニティーズ<br> 外国語学

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ヒューマニティーズ
外国語学

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  • サイズ B6判/ページ数 133p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000283274
  • NDC分類 800
  • Cコード C0300

内容説明

この日本において、外国語とは何であったのだろうか。外国語を学ぶ意味―それは実用性に還元されるものではない。世界標準を構成する実利主義・功利主義、言語の背後に隠された暴力性と権力性を越え、他者との相互承認に向けた、真の意味での翻訳の可能性を考える。外国語を学ぶことで切り拓かれる新たな地平の誘い。

目次

1 外国語と権力―外国語学はどのようにして生まれたか(欧米帝国主義と近代日本における外国語;「和魂洋才」―実用主義と権力 ほか)
2 言語というシステムを外部から見る―外国語学を学ぶ意味とは何か(言語は力なり;メディアとしての言語 ほか)
3 翻訳の倫理学―外国語学は社会の役に立つのか(ポスト・モダン社会;抗争する「島宇宙」 ほか)
4 異質な言語たちの未来―外国語と未来(他者の言語;言語自身の他者性 ほか)
5 「来たるべき言語」たちのために何を読むべきか

著者等紹介

藤本一勇[フジモトカズイサ]
1966年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。DEA(パリ高等社会科学研究院大学)。現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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サアベドラ

9
外国語を学ぶことで得ることができること、翻訳が言語に与える作用などについて哲学的な次元で論じる。これはたぶん言語哲学と呼ばれる分野の話なのだと思うが、私は哲学的思考がからきしダメなので書いてある事の半分も理解できているか怪しい。2013/10/09

Riko

0
図書館で借りた2015/05/16

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