出版社内容情報
実験という技術を用いて人間の行動や社会はどこまで探究できるのか? 分子・遺伝子レベルの検討からヒトの社会行動のマクロな理解に至るまで、「共感」をキーワードに、社会科学が自然科学とどう有機的に関わることができるのかを考える。震災とコロナ禍で切実さを増した人間理解への誠実な応答であり、次世代の研究への展望の書。
内容説明
「実験」という技術を用いて人間の行動や社会はどこまで探究できるのか?生理・脳レベルの検討からヒトの社会行動のマクロな理解に至るまで、「共感」をキーワードに、社会科学が自然科学とどう有機的に関わることができるのかを考える。震災とコロナ禍で切実さを増した人間理解への真摯な挑戦であり、次世代の研究への展望の書。
目次
第1章 なぜ「連帯」を考えるか(「文系にいったい何ができるというのか!?」;実験社会科学という試み ほか)
第2章 共感性の諸相(原初的共感;情動的共感 ほか)
第3章 分配の正義を考える(分配の正義とは?;分配の正義を気にするのはヒトだけか? ほか)
第4章 秩序問題をめぐって(秩序問題とは?;罰のもたらす意図せざる結果―クラウディングアウト現象 ほか)
第5章 実験社会科学を鍛えるために(ラボ実験の長所・短所;今・ここを捉える―計算社会科学の登場 ほか)
著者等紹介
亀田達也[カメダタツヤ]
1960年生。東京大学大学院社会学研究科修士課程、イリノイ大学大学院心理学研究科博士課程修了。Ph.D.(心理学)。実験社会科学、社会心理学、行動生態学。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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