ジャーナリズムの条件
報道不信の構造―ジャーナリズムの条件〈2〉

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000263986
  • NDC分類 070.4
  • Cコード C0336

内容説明

本来、市民の側に立っているはずのジャーナリズムが市民から指弾されるのはなぜなのか。近年の政治・経済報道・事件報道、戦争報道をめぐって、それらの問題点を抉り出し、不信を生む原因をさぐり、どのようにすれば克服できるかを具体的に考える。新聞、雑誌、テレビの現場から発する鋭い問題提起と熱いメッセージ。

目次

総論 公共性をめぐる倫理(権力とジャーナリストの距離とは;報道規制と狭まる市民の表現の自由 ほか)
1 政治・経済報道の基軸(テレビがつくる劇場型政治;経済報道を分かりやすく ほか)
2 事件報道のありかた(松本サリン事件の教訓―報道は何を学んだか?;オウム報道を問い直す ほか)
3 戦争報道の落とし穴(フリージャーナリストの戦場取材―イラク戦争の現場から;自衛隊イラク派遣の現場から;戦争の残虐写真は公表すべきか;ジャーナリストと“現場”)

著者等紹介

徳山喜雄[トクヤマヨシオ]
1958年兵庫県生まれ。朝日新聞写真部次長、総合研究本部研究員を経て、アエラ・フォトディレクター。東欧革命、崩壊前後のロシア・旧ソ連邦諸国など旧共産圏や、エルサルバドル内戦、クルド難民などを取材。98年、取材キャップを担当した朝日新聞連載「素顔の中学生」が日本新聞協会賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。