ショパン全書簡 1816‐1831年―ポーランド時代

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  • サイズ A5判/ページ数 684,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000258395
  • NDC分類 762.349
  • Cコード C0073

出版社内容情報

ショパン(1810-49)は1830年にワルシャワを発った後,再び故国に戻ることはなかった.彼がポーランド時代に家族や親友たちに宛てて書いた青春期の手紙は,その人間形成や文化的・音楽的背景をうかがい知る上で欠かせない貴重な資料である.厳密な校訂と詳細な注が施された新校訂のポーランド語版全集からの待望の新訳.

内容説明

フリデリク・ショパン(1810~49年)は、1830年にワルシャワを発った後、再び故国に戻ることはなかった。彼がポーランド時代に家族や親友たちに宛てて書いた少年期・青年期の手紙は、ショパンの人間形成や文化的・音楽的背景をうかがい知る上で欠かせない貴重な資料である。ポーランドで新しく刊行が始まった新校訂の書簡全集にもとづく待望の原典訳。人物や音楽作品、生活環境、政治的・社会的・文化的背景に関する詳細な原注付き。

目次

書簡(ミコワイ・ショパンの名の日に贈った詩―(ワルシャワ)、一八一六年一二月六日
ユスティナ・ショパンの名の日に贈った詩―(ワルシャワ)、一八一七年六月一六日
ミコワイ・ショパンの名の日に贈った詩―(ワルシャワ)、一八一七年一二月六日
ミコワイ・ショパンの名の日に贈った詩―(ワルシャワ)、一八一八年一二月六日
ルドヴィカ・チホフスカ(?)のアルバムに書き込んだ詩―(ワルシャワ)、一八二一年二月一〇日
クションジェニーツェのエウスタヒー・マリルスキ宛―(ワルシャワ、一八二三年九月八日) ほか)
付録(フリデリク・ショパンの『アルバム』(一八二九~三一年)から
演奏会告知および批評集―一八一八年一月~三一年八月)

著者等紹介

ヘルマン,ゾフィア[ヘルマン,ゾフィア][Helman,Zofia]
ワルシャワ大学史学部音楽学学科教授

スコヴロン,ズビグニェフ[スコヴロン,ズビグニェフ][Skowron,Zbigniew]
ワルシャワ大学史学部音楽学学科教授

ヴルブレフスカ=ストラウス,ハンナ[ヴルブレフスカストラウス,ハンナ][Wr´oblewska‐Straus,Hanna]
元フリデリク・ショパン博物館館長

関口時正[セキグチトキマサ]
1951年生。東京外国語大学大学院教授。ポーランド文学・比較文化

重川真紀[シゲカワマキ]
1976年生。2007~09年ワルシャワ大学史学部音楽学学科留学。大阪大学大学院博士後期課程単位取得退学。音楽学、ポーランド音楽史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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桃雪琴梨

3
ポーランド語から直に訳されたショパンの手紙。ショパンの言葉の数々から改めてショパンに魅了されました。注釈や周辺人物の紹介が充実しています。私が連載中に知りたかった日本語版初の情報が満載。これからショパンについて調べ始める方にも、既にショパンの手紙を読んだ事のある方にもおすすめです。2013/07/15

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