都市のイメージ (新装版)

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都市のイメージ (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000241380
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

出版社内容情報

イメージアビリティ。この独自の概念を提唱する本書は、かつて都市デザインの世界に新風を吹き込んだ。以来約半世紀。著者の卓抜な視点は、いまもなお清冽な光を放つ。美しく喜びある都市の姿とは。豊かな生活拠点を築くデザイン原理を考究する。

内容説明

イメージアビリティ。この独自の概念を提唱する本書は、かつて、都市デザインの世界に新風を吹き込んだ。以来およそ半世紀。著者ケヴィン・リンチの卓抜な視点は、今もなお清冽な光を放つ。美しく、楽しい、喜びある都市の姿とは。都市に暮らす人びとの視覚・心理・行動様式に着目し、豊かな生活拠点を築くためのデザイン原理を考究する。読み継がれる名著の新装版。

目次

1 環境のイメージ
2 3つの都市
3 都市のイメージとそのエレメント
4 都市の形態
5 新シいスケール
付録

著者等紹介

リンチ,ケヴィン[リンチ,ケヴィン][Lynch,Kevin]
1918‐1984。イェール大学建築学科修了。タリアセンでフランク・ロイド・ライトに師事。MITアーバンデザイン学科教授、同大学都市デザイン研究所所長をつとめた。アーバンデザイン分野の発展を牽引した指導的人物のひとり

丹下健三[タンゲケンゾウ]
1913‐2005。東京大学建築学科修了。同大学都市工学科教授をとつめるかたわら、丹下健三都市建築設計研究所(URTEC)を開設。その活動範囲は建築設計を超え、都市計画など多岐にわたった。東京を巨大なコミュニケーション・システムとして構築する「東京計画1960」は、大胆さと未来性により注目を集めた

富田玲子[トミタレイコ]
東京大学建築学科修了(丹下研究室)。修士論文は、K.リンチの考察を手がかりとした空間の記号論。1971年より「象設計集団」に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なつ

14
都市に感じる快・不快という個人の感覚的なものを、社会的に捉えるにはどうすればいいのか。その1つの答えを提示している事に本書の価値があります。都市分析の手段としての5つのエレメントの解析は都市のみでなく造園やインテリアにもそのまま用いることができそうです。しかし、理論の粗さも感じます。都市のイメージのしやすさが直接、暮らしの豊かさには繋がらないとも感じました。作る側と使う側の双方に「都市分析の手法」を提供したことに本書の意義があるのかなと思います。難読な文体でしたが、デザインにも活きる良い読書体験でした。2019/07/23

Sakurai Daisuke

3
建築を学ぶ人は必ず「都市のイメージ」に触れることになるほど有名な本であるが、今いち授業だけでは分かりにくかったので本を読むことにした。 古い本であるが、都市を「分かりやすさ」という視点から捉え、形態的に都市の構造を考えたことで現在読んでも力強い説得力が感じられた。 正直もっと早くこの本を読んでたらと思った。 今度街を歩く時にパス、エッジ、ディスクリト、ノード、ランドマークを意識して歩くと新しい発見があるかもしれないと感じた。2016/05/07

ビイーン

3
読後のメモ。環境のイメージの3つの成分。アイデンティティ、ストラクチャー、ミーニング。イメージアビリティ。都市のイメージ、5つのエレメントのタイプ、パス、エッジ、ディストリクト、ノード、ランドマーク。2015/03/15

BananaBoyfriend

2
1960年の本だけど、都市のイメージを明確でわかりやすいものにすることが、物理空間で迷わないことだけでなく、心理的な安定・帰属感を生み出すという主張は、スマホが普及した現代でも言える。確かに地図アプリを見れば道には迷わないけど、自分の住む場所周辺の分からなさとかidentityの無さ、空間体験の貧しさは疎外感とか退屈さに繋がる。コロナ時代に、歩いていける近隣空間の重要性が認識されて、そういう意味でも価値がありそう。2020/06/30

TAKAMI

2
都市デザインを学ぶ大学なら必ず参照されるであろう教科書的な本だが、授業では都市分析の手段としての5つのエレメントのことしか扱わなかった気がする。しかし本書を読むと内容の偉大な点は分析手法にはないことがわかる。イメージアビリティという概念を提示し、視覚的に認識しやすい都市デザインがいかに大事かということ。そうした優れた風景を持つ都市は人々に覚えられ、楽しまれる。またそこで営まれる日々の生活は、そうでない風景の中で行われるよりも深みが与えられる。デザインの意義について考えさせられる名著でした。2015/11/22

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