低空飛行―この国のかたちへ

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低空飛行―この国のかたちへ

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000240642
  • NDC分類 757
  • Cコード C0070

出版社内容情報

日本各地をみずからの足で歩く。そしてデザイナーの目で、さながら高い解像度をもって自然に迫る。そこに発見されたのは、世界に開かれるべき日本の新たな価値である。かならずしも成長が見込めない成熟の時代にあって、自分たちの財産・資源となるのはその風土にほかならない。ウェブサイト「低空飛行」から粋を集めて送る。

内容説明

明治維新以来、顧みてこなかったこの国の資源は、ユーラシアの端に列島をなす独創的な自然と、それを畏怖する感受性、そして千数百年ひとつの国であり続けたことによる圧倒的な文化の蓄積である。

目次

第1章 低空飛行からの展望(「遊動」へ向かう世界;数字から考えてみる ほか)
第2章 アジアに目を凝らす(ホテルとは何か;ジェフリー・バワとその建築 ほか)
第3章 ユーラシアの東端で考える(世界を際立たせるスパイス;ラグジュアリーとは ほか)
第4章 日本のラグジュアリーとは何か(自然を畏怖する姿勢;内と外の疎通 ほか)
第5章 移動という愉楽(衣・食・住・行;小型エアライン ほか)

著者等紹介

原研哉[ハラケンヤ]
1958年生まれ。デザイナー。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。世界各地を巡回し、広く影響を与えた「RE‐DESIGN―日常の21世紀」をはじめ、「JAPAN CAR―飽和した世界のためのデザイン」、「HOUSE VISION」など既存の価値観を更新する展覧会を内外で多数展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koji

21
時折新聞で名前をお見受けしていましたが著者初読みです。デザイナー、経営者、大学教授、無印良品のアートデザイナーと多面的な顔をお持ちですね。本書は著者が2019年立ち上げたウェブサイトと同タイトルの観光立国論。唯経済的な視点より、いかに日本の良さ、美しさを異国の人々に理解して貰うかをデザイナー目線で記述しています。書名のとおり、目線の低さが心地よくストンと腑に落ちていきます。また半島航空、日本のホテルへの11の提言等アイデアも散りばめられ221頁ながら中身はぎっしり。装丁にも目配りされ大いに満足の一冊でした2022/10/15

なななな

10
納得性の高いお話と、素敵な写真。特に見開きは圧巻でした。半島巡り、してみたいです。2022/05/30

入道雲

9
1冊の中で様々な視点から、これからの生き方を問うてくる。旅や衣食住について、世界や日本の伝統や文化を見直し、自分のため、世界のためのとっかかりを提示してくれる。各章はバラバラに思えたが、読み通してみると、書名の『低空飛行』が実に気持ち良く入ってきた。この考え方、応用してみたい。写真や装丁も美しい。2022/10/12

higassi

6
★★★★★ 「原田宗典さんの同級生」として以前から活躍ぶりは知っていましたが著書は初めてでした。著者と一緒に上空を旅しながら日本という国の奥深い美しさを教えていただく、現代版「陰翳礼讃」といった素晴らしい一冊です。「低空飛行」というタイトルは、日本の今後のスタイル--高齢化や人口減少も進む中での将来の脱炭素社会に向けた暮らし方の確立--にも通じるものがあり、観光をきっかけに様々なことを考えさせられました。2022/10/25

UBA

3
デザイン関連の棚に置かれるだけではもったいない。デザイン、ビジネス、地域再生、歴史、社会科の教科書にもなる。そんな様々な要素が絡み合ってデザインは成るのだと、ここにきてまた気づかされた。「持続可能な社会」の為に自分は何をすべきかと難しく頭を悩ますより、すでに私にも備わっているはずの知恵や感受性に気づいてみてはと師(もはや師)は問いかける。見つめる方向を変えるだけで、見える未来も格段に明るい。読みやすくデザインされた文字や配置で文章がするする脳に入ってくるのも心地よい。ぜひ書店のあらゆる棚に置いてほしい本。2022/09/08

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