出版社内容情報
日本各地をみずからの足で歩く。そしてデザイナーの目で、さながら高い解像度をもって自然に迫る。そこに発見されたのは、世界に開かれるべき日本の新たな価値である。かならずしも成長が見込めない成熟の時代にあって、自分たちの財産・資源となるのはその風土にほかならない。ウェブサイト「低空飛行」から粋を集めて送る。
内容説明
明治維新以来、顧みてこなかったこの国の資源は、ユーラシアの端に列島をなす独創的な自然と、それを畏怖する感受性、そして千数百年ひとつの国であり続けたことによる圧倒的な文化の蓄積である。
目次
第1章 低空飛行からの展望(「遊動」へ向かう世界;数字から考えてみる ほか)
第2章 アジアに目を凝らす(ホテルとは何か;ジェフリー・バワとその建築 ほか)
第3章 ユーラシアの東端で考える(世界を際立たせるスパイス;ラグジュアリーとは ほか)
第4章 日本のラグジュアリーとは何か(自然を畏怖する姿勢;内と外の疎通 ほか)
第5章 移動という愉楽(衣・食・住・行;小型エアライン ほか)
著者等紹介
原研哉[ハラケンヤ]
1958年生まれ。デザイナー。日本デザインセンター代表取締役社長。武蔵野美術大学教授。世界各地を巡回し、広く影響を与えた「RE‐DESIGN―日常の21世紀」をはじめ、「JAPAN CAR―飽和した世界のためのデザイン」、「HOUSE VISION」など既存の価値観を更新する展覧会を内外で多数展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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