出版社内容情報
美術や映像文化の活動拠点/市民の交流の場として著名なせんだいメディアテーク。震災経験を経て、てつがくカフェなどの対話・交流の試み、人々の居場所づくり、地域活性化、表現活動・ワークショップなど、様々なかたちでこの「文化の結節点」に関わる50人が、あらためて〈公共〉のあり方を独自の切り口で問いなおす。
内容説明
さぐる、つかむ、つなぐ―その営みから生まれていく可能性とは。文化の結節点としてのせんだいメディアテークが編む、50人の実践と思考の集積。
目次
第1章 なじみの言葉をとらえなおす(市民;コミュニティ;学び/学ぶ ほか)
第2章 経験を言葉にする(わかりやすいはわかりにくい―ぐずぐずする権利;しらべる;研究者と表現者―世界の複雑さと、どう向き合うか ほか)
第3章 これからの社会に問いかける(“わたしたち”とくらす;老いていくこと―あるいは若さと老い;それぞれのリズム、ペース―ときにはクロックをあわせてみる ほか)