内容説明
子どもって大人から見ると不思議だったりするけど、いろんなことが見えている存在なんだよ。人気絵本作家が、子どもたちのとびきりユニークな行動、かみしめたい言葉などをつづる初めての育児エッセイ。イラスト多数。
目次
親になる不思議
0歳児、あなどるべからず
子どもの自我
ごあいさつは?
むしむしくんと僕
息子と作った絵本
幼稚園に行きたくない
ジョン!おはよう!
海賊のおじさん、あらわる
父親と母親
この世界のルール
いい子
絵本という栄養
学校という場所
子どもへの財産
許すことと怒ること
子育ては本を書くというよりも…
著者等紹介
きむらゆういち[キムラユウイチ]
東京生まれ。多摩美術大学卒。造形教室の指導、幼児テレビ番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。刊行20年を迎えた「あかちゃんのあそびえほん」シリーズ(偕成社)は、累計1000万部を超える。1994年に第一巻が刊行された『あらしのよるに』(あべ弘士/絵、講談社)で、講談社出版文化賞絵本賞、サンケイ児童出版文化賞JR賞を受賞。さまざまな作家たちとのコラボレーションも精力的に行っている。二女一男の父(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mari
10
同著『たいせつなことは~』を一部抜粋したような本。こちらもオススメ。子どもとは?が少し分かるような気がします。2014/08/30
emi*
10
間間に挟まれたイラスト、伸び伸びとしていてとてもいい。分厚い子育て本を読むよりも、心に残る良いことがたくさん書かれています。子育てにちょっと疲れてイライラした時におすすめです!2012/05/28
Ayanosuke
9
(子どもは)たとえ体重が半分、身長が半分、年齢が半分でも、人間が半分ではないのです。(16ページ)さらっと読めるブックレットだけど、とても素敵な言葉がたくさん詰まっています。おしまいまで読んで、初めて『あ!この絵本描いた人なんや!』とびっくりしました。2013/03/22
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
6
【ココロの琴線に触れたコトバ】どうしたら他人の気持ちがわかるようになるのだろう。そのためのひとつが、僕は本だと思います。(略)つまり、読んだ本の数だけ、他人の気持ちを疑似体験できるのです。2015/09/15
Hachi_bee
5
「あかちゃんのあそびえほん」には、娘が大変お世話になりました。また子どもができたら(孫がうまれたら?)、またお世話になります。若いお父さんお母さんには、本書をプレゼントしたいです。2020/07/08