出版社内容情報
クローン人間,再生医療,組換え作物….先端の生物学の成果は,社会に恩恵をもたらすと同時に,社会との接点で大きな議論を引き起こしています.最新の医療の姿,食のあり方,そして新しい生命観について語り合います.
内容説明
クローン人間、再生医療、組換え作物…。生命について、私たちは何を知っていて、何を知らずにいるのでしょうか。先端の生物学の成果は、社会に恩恵をもたらすと同時に、大きな議論も引き起こしています。本書では科学の歴史から説き起こし、最新の医療の姿、食のあり方、そして新しい生命観について、医学の先端を歩む本庶氏と、専門家と市民の視点をもちあわせた中村氏が語り合います。
目次
第1部 生命系の中の人間
第2部 健康と医療をめぐって
第3部 二一世紀の食の展望
第4部 新しい生命観
著者等紹介
本庶佑[ホンジョタスク]
1942年生まれ。京都大学大学院医学研究科教授。これまでに同大遺伝子実験施設長、同大医学部長を務めた。専門は分子免疫学
中村桂子[ナカムラケイコ]
1936年生まれ。JT生命誌研究館館長
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