数学、それは宇宙の言葉―数学者が語る50のヴィジョン

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数学、それは宇宙の言葉―数学者が語る50のヴィジョン

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  • サイズ B6判/ページ数 310p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000063289
  • NDC分類 410
  • Cコード C0041

出版社内容情報

数学者って、難しい数式でいつも頭がいっぱいなの?何がそんなに楽しいの?そんな疑問に数学者たちが応えて思い思いに描く、数学の50の見方。教科書ではわからない数学者ならではの目の付けどころを教えてくれます。パズルに映画、感染症に賭博、森羅万象に好奇心を抱く数学者の頭の中がついに明らかになる!?

内容説明

数学者の部屋から見える世界の眺めはこんなにもすばらしい。パズルに映画、シャンパンの泡の動きに賭博の必勝法、感染症の流行や肥満化の原因…。教科書には書いていない、数学者ならではの目の付けどころを教えてくれます。森羅万象に好奇心を抱く数学者の頭の中がついに明らかに!?

目次

神秘の数6174
シンプソンズの公式
ほぼほぼ五分と五分
バーコードで読み取られる
ブリストルの橋の問題を解く
ビンの中のアメ玉
宇宙に現れる黄金比
十種競技の得点の稼ぎ方
サッカーボールの形と面の数
数学者モリアーティ教授〔ほか〕

著者等紹介

蟹江幸博[カニエユキヒロ]
京都大学大学院理学研究科数学専攻博士課程修了。三重大学名誉教授、理学博士。専門:トポロジー、表現論、数学教育など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

184
新しい数学分野に関するエッセイ集。あくまでエッセイだが面白かった。近年50年の50のテーマ。数学者、数学と哲学、風変わりなテーマ、レクリエーション。このページ数でこれだけのテーマを扱うとそれぞれは薄まるが。エッセイとしてはちょうどよい。数式が多くて文系では面食らうだろうテーマもあるが、誰でも楽しめそうなテーマもある。有名すぎる話題も巧みに避けたようだ。チューリングの項ではエニグマやチューリング機械でなくモルフォゲンを扱い、ヒッグス粒子でなくスカーミオンを扱った。2020/12/07

trazom

71
私は数学に関連する本が好きだが、この本は出色だ。トピックスは、数学の殆どの領域を網羅するだけでなく、物理学や論理学にまで及んで、数学者から見える風景が生き生きと語られる。しかも対象とする例題が実に身近で、臨場感がある。微積分のバロー、暗号解読のタット、スカーミオン・モデルのスカームなど、歴史の陰に隠れた科学者たちを紹介しているのも嬉しい。更に、この本で特筆すべきは、蟹江先生の「訳註」。本文の注釈に留まらず、内容の発展的理解を促す示唆に満ちたコメントに溢れている。本文と訳註で二倍勉強になる、とてもいい本だ。2020/11/16

無識者

15
数学に関する50のエッセイ。どれも深めると理解が大変そうである。この50のエッセイから強引になにかまとめようとすると、数学は確かに実用的であるが、数学自体必ずしも実用を目的に研究されてないし、そうなるまで一定の時間を要する。グーグルスコラーである程度著名な数学者を検索しても他分野に見られる引用数より少ないように思える。数学に携わるのは寅次郎夢枕に学者役で出てくる米倉斉加年のようなものなんだろうか。2020/12/22

izw

14
数学者による、数学に関するエッセイ50編。編者としては、①この50年間に生まれたか活躍した数学や数学者、②風変りな数学、③レクリエーション数学、④現在発展途上の数学、⑤数学の哲学および教育、というカテゴリに入るテーマで執筆依頼をしたとのこと。数式はほとんど出てこず、出てきても高校までの数学で分かる程度の数式だけ、それでテーマの面白さや奥深さが、軽妙に紹介されている。ブリストルという町にある42の橋を1回ずつ渡る経路を見つけ、実際にそれを歩いてみた話、サッカーボールの形と面の数、生物の複雑さ、渋滞、(続く)2021/05/22

やまやま

14
50のエッセイは、現象を数学的に捉えると理解が深まるという意味で興味深い題材を選んでおり、一人で読むより、複数人でゼミのように輪読していくと一層味わいもあるのではという本であった。良い本です。一方で謎が本書にある。原著の順序は解体され、新しい順番で並び替えられているが、意図は不明である。西山豊氏を外国人よりも先に並べたかったのかもしれない。あとがきで話の裏にある汗や涙が分かりますかと問われたが、それは言わずもがなで、若干無粋にも感じた。英国人のユーモアが不明なのは和訳されてもよくあることではないか。2021/02/08

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