出版社内容情報
これはどこにでもあるようなお説教の本じゃありません。いま生きている人の実話です。
住職ならではの著者が遭遇する、多くの人々の人生の岐路。そのときどきの真剣な心の交流を、共感と感動に満ちた文章で綴っています。涙なしでは読めないそれぞれの人生は、子どもを育てる親に、人生に悩む若者に、結婚前の貴女やキャリアウーマン、そして経営者や組織のリーダー、教壇に立つ人に、最高の実話集です。
【内容】
自閉症などの子どもたちの学級を訪ねて絵の手ほどきをしている、ねぷた絵師の龍仙さん。どうしても筆を持たない子に彼がとった、ある素敵な行動とは?[ねぷた絵師の生き方]
高校卒業の日、M君がすがる思いで父に頼んだ、人生でたった一度の約束。しかし約束を守ってくれなかったことに怒り、父の仕事の後を継がないと言い放つ。そのとき父親が語った、生涯忘れ得ない真実の一言。[親父を誇りに思える生き方]
など、著者が出会った25の生き方を紹介しています。
【目次】 25の生き方
心の底から人を信じる生き方
ガンでも幸せのある生き方
親父を誇りに思える生き方
暴力団から生還できた生き方
世界唯一の被爆国の生き方
どんな職場でも輝ける生き方
極道の正しい生き方
国境を越える善意の生き方
どん底でも決してあきらめない生き方
ねぷた絵師の生き方
幸せいっぱいに臨終を迎える生き方
「なーんにもいりません」の生き方
自殺したいという生き方
生き残った人々の生き方
歩き遍路の人々を支えた生き方
祈りが奇跡となる生き方
院長先生の名医たる三つの生き方
自分の心を磨く生き方
法廷で知った人の生き方
「お母さんただいま!」の生き方
これこそ真の供養といえる生き方
死の淵から救われる生き方
見て見ぬふりをしない生き方
「みんな孤独です」という生き方
知的障害者に教えられた生き方
【著者紹介】
篠原鋭一(しのはらえいいち)
1944(昭和19)年兵庫県生まれ。駒澤大学仏教学部卒業。千葉県成田市名古屋の曹洞宗長寿院住職。
曹洞宗人権啓発相談員、曹洞宗千葉県宗務所所長を歴任。「生きている間にお寺へ」と24時間、寺院を開放して様々な活動を展開している。著書『どこかで春が』『われは仏にならずとも』『ぶっきょうスクール』『現代法話実用大宝典』他多数。新著に『あなたも人生の料理人』がある。
感想・レビュー
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たか
0363
あつ