内容説明
この本は生きている。それぞれの手記には魂がある。怒り、悲しみ、そして、やさしさ…。本当だから胸を打つ実体験。
目次
第1章 きょうだいへの想い(家族に光がさした日;逃げみち ほか)
第2章 きょうだいからの贈り物(あの日の妹;現実をありのままに ほか)
第3章 共に生きる社会を求めて(私は諦めることができない;ありがとう兄さん、幸せになろうね ほか)
第4章 きょうだいとの別れ(姉を見送って;優しさと偽善 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fubuki
6
【頂き本】それぞれの家族にはそれぞれの事件がある。事件を乗り越え、或いはやり過ごし、気づけばそんな障害者から家族は「やさしさ」を教えられる。生きてることの意味を見つける。2021/05/07
貧家ピー
4
兄弟姉妹に精神を病んだ人、もしくは当人の方々の手記。 年齢・性別・時代背景など、感じ方が全く違う。 読んで思うことは、まだまだ厳しい差別が残っているのだろうということ。 2006/11/27
まめお~
3
います、ハイ(^^) 9月に初めて兄弟姉妹全国交流会に参加するのを機に購入、精神疾患の兄弟姉妹をもつ方々の手記。精神障害だけでなく、身体障害でも知的障害でも、親とは違う立場や思いが兄弟姉妹にはある。さまざまなケースがあった。身につまされること、うちとは違うな・・ということいろいろあった。ある方の手記で父親が「俺が死ぬときに一緒につれていくから」と言ったというくだりがあった。うちの母も言ったなぁ(つれていかなかったけど)。でも、それは兄弟姉妹にはツライ言葉だ。それを願うことなんて、やっぱりできないからね。2015/07/06
パンパース
0
2012/04/21