内容説明
秋田の地で「たいまつ」をともし続けた反骨の老ジャーナリストが、長い沈黙を破って発言する。生い立ち、思想遍歴、太平洋戦争、安保闘争、そしてイラク戦争…。日本よ、どこへ行く。
目次
少年時代
東京外国語学校
新聞記者時代
「週刊たいまつ」の創刊
「平和の戦列」
学生運動とその総括
『たいまつ十六年』
部落解放運動
成田国際空港反対運動
魯迅〔ほか〕
著者等紹介
伊藤武三[イトウタケゾウ]
大正15年、秋田県平鹿町醍醐生まれ。慶応義塾大学文学部史学科卒。一時期、秋田県庁に勤務したが、後に秋田県内の小、中、高等学校の教師を勤め県立横手城南高等学校を最後に定年で退職する。在職中、演劇の指導にあたり、あきた弁の劇を創作。主な作品に「嫁ききん」「青春葬送曲」など。また草柳大蔵氏と「あきた弁の味わい」で対談、AKTより放映される。さらにNHKの「ホッとなるあきた」に出演し(十七回)、あきた弁を語る。平成元年1月より秋田魁新報社「月曜論壇」の常任執筆者として、現在も執筆中
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