内容説明
排出量は80%削減できる。バイオ燃料は食料を脅かす。石油・水・食料はゼロサム時代へ。
目次
二一世紀の世界は「余剰」から「不足」の時代へ
第1部 「世界は今後どうなってしまうのだろうか」不安をもたらす現状(ピークオイルとフード・セキュリティー;近年の急激な気温上昇がもたらしている異変;水不足が世界の至るところで深刻化する;人間の飽くなき欲求に圧倒される自然のシステム;衰退のさまざまな初期兆候)
第2部 破滅を回避する選択“プランB”の取組み(貧困を解消し、人口を安定させる;病んだブループラネットを修復する;八〇億人のフード・セキュリティー;持続可能でウェルビーイングな都市を設計する;二参加炭素排出量削減をめざし、省エネを;再生可能エネルギーへシフトする)
第3部 エコ・エコノミーへの選択(新しい未来を築くために手を携えよう)
著者等紹介
ブラウン,レスター[ブラウン,レスター][Brown,Lester R.]
1934年、ニュージャージー州生まれ。ラトガーズ大学、ハーバード大学で農学・行政学を修める。農務省にて国際農業開発局長を務める。74年、地球環境問題に取り組むワールドウォッチ研究所を創設。84年には『地球白書』を創刊。2001年5月、アースポリシー研究所を創設して所長に就任。『エコ・エコノミー』『プランB』『フード・セキュリティー』などを発表。94年、旭硝子財団よりブループラネット賞受賞。06年5月、一橋大学より名誉博士称号を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Hiroki Nishiyama
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