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内容説明
いまや誰もが選択を迫られている。従来型の生産と消費を続け、いっそうの環境劣化をまねき、ひいては経済の後退をみるという、「プランA」も一つの選択肢である。しかし、本書で述べる「プランB」を選択すれば、私たちは人口の安定化、貧困の撲滅、気候の安定化を実現できる。「プランA」か「プランB」か、どちらの選択をしたかを、書きとどめるのは後年の歴史家である。しかし、この選択をするのは私たち自身である。
目次
第1部 ブループラネットの破滅への予兆とその回避(環境バブル経済を調整する)
第2部 破滅への予兆を分析する(世界に広がる水不足;「母なる土壌」の流失と一人あたり農地の縮小 ほか)
第3部 破滅を回避する選択「プランB」の取り組み(水資源の利用効率を一・五倍に高める;土地の生産性を高める ほか)
第4部 ターニングポイント(「プランB」に世界規模で取り組む)
著者等紹介
ブラウン,レスター[ブラウン,レスター][Brown,Lester R.]
1934年、ニュージャージー州生まれ。ラトガーズ大学、ハーバード大学で農学・行政学を修める。農務省にて国際農業開発局長を務める。74年、地球環境問題に取り組むワールドウォッチ研究所を創設。84年には『地球白書』、92年には『地球環境データブック』を年次刊行物として創刊。この間、88年には『ワールドウォッチ』を隔月刊の地球環境総合誌として創刊。2001年5月、アースポリシー研究所を創設して所長に就任。『エコ・エコノミー』などを発表。94年、旭硝子財団よりブループラネット賞受賞
北城恪太郎[キタシロカクタロウ]
1944年、東京都生まれ。67年、慶応義塾大学工学部卒業。同年、日本アイ・ビー・エム株式会社入社。72年、カリフォルニア大学大学院(バークレー校)修士課程修了。93年、代表取締役社長。99年、IBMアジア・パシフィックプレジデント兼日本アイ・ビー・エム株式会社代表取締役会長。現在、日本アイ・ビー・エム株式会社代表取締役社長
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