内容説明
高校生の雷貴はある日、太古の昔に地球で栄えた「特異能力を持つ遺伝子」の発現によって龍に変貌する。すでに発現し「完全体」となった者たちによる地球支配を阻止しようと、雷貴たちの闘いは始まった。だが、雷貴が想いを寄せる知子は人類の敵となる彼らの女王だった。死闘を繰り広げることになった二人の運命は―。科学と情愛が錯綜する、ＳＦファンタジーの意欲作。
著者等紹介
米村貴裕［ヨネムラタカヒロ］
１９７４年横浜生まれ。近畿大学大学院卒。２００１年在学中にイナズマを起業。２００３年、博士（工学）号取得。２００６年、「パソコンでつくるペーパークラフト（２）」が文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」に認定。現在、有限会社イナズマ取締役・大学非常勤講師兼務。ペーパークラフトやＩＴ関連事業をこなしつつ、執筆活動を行う（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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朔
1
喩えがおかしいと某レビューに書かれていたけれど確かに…。ドレスはワンピースとして脳内変換すればいいのかな？読みづらい気はしたけど、初の小説だから仕方ないと思うことにします。続く？様なのでそっちも読んでみます！2010/01/26
竜夜
0
作者がドラゴンなど幻想動物が好きということで、それらに対して好きなんだなーという気持ちが文章からよく伝わってくる。内容の面白さに関しては、作者の処女作ということもあってか、文章が全体的に読みづらくキャラクターの感情移入がしづらい。しかし、ストーリー自体はそんなに難しくはなく、描写の稚拙さは逆を返せばこむつかしくないともとれ、小・中学生向きの本が読み慣れていない人の気軽に読めるSFファンタジーという位置としては悪くないと思う。2010/12/18
