出版社内容情報
秀抜な伝統木版技法を生かし、人間の内面を凝視して叙情豊かな現代版画を創作。精魂を尽くした作品は当然のことに寡作となる。見ることの少ない作品を原寸に近いカラー図版で掲載。没後その評価はますます高まる。
内容説明
己の内面を真っ直ぐに刻み続けた「木版画の詩人」清宮質文。版のもつ独自の美を追い求め、精魂を尽した摺は、一枚、あるいは数枚しか摺られなかった作品が多い。愛好者に秘蔵された作品を新たに撮影し、多くを原寸で掲載した。
目次
図版
壜の中のひと
雑記帳から
版木
収録作品リスト
清宮質文年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラミー
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とある展示会の企画でこちらの方を知りました。紹介されている作品が素敵で行きたいなぁと思ったのですが遠方なので断念。 せめて…と思い検索をかけたら図書館に作品集があったので迷わず予約しました。 私はただの凡人ですが、そんな自分でも幻想的な気持ちに浸らせてもらえるものでした。 「なんじの革藁にわが涙を」など題名も素敵でした。 機会があれば本物も見に行ってみたいです。2020/01/01
