デモクラシー・リフレクション―巻町住民投票の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 280,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784947637963
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

内容説明

地元紙スクープから34年、原発建設計画は正式に白紙に撤回された。「飲ませ食わせ」の金権選挙が続いてきた政治風土のもと、全国初の住民投票を成功させ、建設を断念させることができたのはなぜか?マスメディア報道の克明な分析はもとより、運動に参加した多様な人びとの心のひだに分け入りながら、核心に迫る。

目次

第1章 住民投票が問いかけたもの―住民投票運動の経緯と意味
第2章 原発計画と地域の経済・社会
第3章 運動リーダー層の分析
第4章 政治過程の変化
第5章 女性の政治参加と政治意識
第6章 地域の社会関係を編み直す―福井地区の「地域づくり」の試み
第7章 住民投票をめぐるメディアの言説
終章 巻町のいま

著者等紹介

伊藤守[イトウマモル]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授

渡辺登[ワタナベノボル]
新潟大学人文学部教授

松井克浩[マツイカツヒロ]
新潟大学人文学部助教授

杉原名穂子[スギハラナホコ]
新潟大学人文学部助教授
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