霞が関の犯罪―「お上社会」腐蝕の構造

霞が関の犯罪―「お上社会」腐蝕の構造

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784947637772
  • NDC分類 317
  • Cコード C0036

内容説明

「お上」の不正や腐敗は外務省の専売特許じゃない。公益法人「全家連」元専務理事の勇気ある内部告発にもとづき、気鋭のジャーナリストが、右翼の介入にも屈せず、厚労省の驚くべき腐敗の実態を暴く。日本はなぜ、これほどに腐りきってしまったのか、日本文化論を掘り下げながら明らかにする。

目次

第1章 厚生省のもみ消し工作(福祉行政をねじ曲げる官僚の横暴―利権の餌食にされる精神医療界の闇;行政にこびた悲しき現実―差別と偏見に立ち向かった民の力 ほか)
第2章 全家連専務理事の公然告発(中村友保との出会い;厚生省高官の触手 ほか)
第3章 腐敗官僚にまとわりつく面々(不可解な製薬会社との関係;文部教官の暴走?)
第4章 公益法人は官の腐敗の温床か?(巧妙に管理された日本列島;全家連理事長の仮面を剥ぐ ほか)
第5章 儒教的明治を引きずる日本―正体不明の日本文化への一考察(二一世紀日本のあるべき姿;官尊民卑と男尊女卑の社会 ほか)

著者等紹介

本沢二郎[ホンザワジロウ]
1942年千葉県木更津市に生まれる。1966年中央大学法学部法律学科卒業。東京タイムズ政治部長(8年9か月)など、永田町・霞が関を20年間取材。現在、政治評論家、日本記者クラブ会員、日中平和交流21代表(訪中58回)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。