内容説明
東京タワーは、完成した時から平成10年まで、日本一の塔ではない…!?誰も知らない硫黄島の411m電波塔を初め、煙突、送電鉄塔など、知られざる“高さ日本一”の過去・現在・未来をマニアックに探究した、本邦初の垂直建築ガイド。
目次
煙突
灯台・電波塔台
架空送電鉄塔
長波/短波通信の空中線支柱
中波ラジオ放送アンテナ
テレビ/FM放送塔
マイクロ通信塔とマルチメディア・タワー
吊橋主塔
展望塔
遊具タワー
モニュメント
本造建築物
超高層ビル
エレベーター試験塔
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
29
珍書というか、奇書その2。現在では「巨大仏像」や「電波塔」等の廃墟や珍光景を見るということは、一般化しているが、その手の嚆矢となったとも言える本。最初から「鹿島共同火力発電所の煙突」「針尾無線塔」「硫黄島のロランシステムのアンテナ」「宇治の十三重石塔」「東寺の八重の塔」「米軍依佐美通信所」そして「茂原の日本オーチス試験塔」に至るまで現役、廃墟を問わず、来歴と現況を、白黒は多いものの書中の塔の画像まで掲載されている。最早、出版社は消滅してます。古書でちらほら見るくらい。図書館で是非お探し下さい。2014/11/15
Naomi Araki
1
わりと丁寧に取材されている。白黒だが写真も豊富でいい本だと思います。2012/09/11