内容説明
壮大な実験として始まったアメリカ合衆国の歴史。200年の時間を経た今なお、人種差別、ドラッグ、銃の所持など様々な問題を抱えながら、個人も国も道を模索し続けている。そんなアメリカの希望や苦悩、そして心が映画に表現されている。たとえ娯楽のための映画であっても。視点を変えれば見えてくるものがある。アメリカを知るテキストとしての映画。楽しみながら、心に映ってくるアメリカの旅。
目次
第1部 春―建国の歴史ゆかりの東海岸から始めよう
第2部 夏―不可思議な南部からルート66で西部へ走ろう
第3部 秋―収穫の季節に豊かな州をまわろう
第4部 冬―雪景色が似合う諸州で旅を終えよう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yokmin
4
アップロードした感想がどうして消えてしまうのだろか?2016/01/10
はなこ
2
思いがけずいい本に出会った。アメリカの国はどうやって作られたんだろうと思って図書館に行ってみたが適当なのがなくそばにあったこの本を借りてきた。アメリカの都市や地域とそこを舞台にしたりそこに由来する映画を取り上げてアメリカの歴史を辿った作品。何もわからずにただ映像を見ていたんだと今になって知った。アメリカの歴史は生々しく苦しい。先住民、ヨーロッパからの移民、奴隷、国内の数々の戦争、国外での戦争。そしてそういったものを映画で描くパワー。アメリカの重さを感じた本だった。2018/04/04
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