内容説明
本書は、院内感染予防対策に関連した消毒剤の使用についての本である。EBM(Evidence Based Medicine)「根拠に基づく医療」の考え方を重視し、広く欧米の病院のマニュアルや、文献を参考とし、国際標準とわが国の医療制度とをマッチさせた基本的な考え方として、感染リスクと対策のレベル、ユニバーサルプレコーション、感染経路別予防対策を基本とし、情報を整理した。
目次
1 院内感染予防対策の基本
2 滅菌・消毒の基本
3 生体(人体)に対する消毒
4 器具・器械に対する滅菌・消毒・洗浄
5 内視鏡の滅菌と消毒
6 リネン類の洗浄と消毒
7 病院環境に対する清掃と消毒
8 疾患別感染予防対策と消毒
9 感染性廃棄物の処理
10 滅菌・消毒・洗浄時の服装について
11 消毒剤に関する考え方のポイント
12 付録
-
- 和書
- 歴史とは何か 岩波新書