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出版社内容情報
東京・多摩に新しい図書館が生まれようとしている。市区町村図書館からあふれ出した本を、共同で選択・保存する、図書館=デポジット・ライブラリー。
財政難から都立図書館の運営方針が変更され、複本の廃棄、永久保存の見直しなど進めらている。その失われた機能を、市民と図書館員の手で、NPOとして実現しようとしているのが、この共同保存図書館だ。
市民の手で地域を治める=地方自治をより発展させる視点も持ちながら、図書館という具体的なサービスを進める試み、本書は、市民と図書館員がつくった提案を紹介している。
第1部●多摩発・共同保存図書館基本構想
第1章 保存と利用をめぐる図書館の現状と課題
第2章 東京にデポジット・ライブラリーを作ろう
第3章 多摩地域デポジット・ライブラリーの基本的な対応
第4章 デポジット・ライブラリー実現に向けた経費の概算
第5章 NPO法人でデポジット・ライブラリーを運営した場合
第2部●資料
内容説明
第一部には、「東京にデポジット・ライブラリーを作ろう!―多摩発共同保存図書館基本構想」を全文収録。第二部には、都立図書館再編問題と著者グループのデポ構想の理解の参考になると思われる論文・関連統計・新聞記事を掲載した。
目次
第1部 多摩発・共同保存図書館(デポジット・ライブラリー)基本構想(保存と利用をめぐる図書館の現状と課題;東京にデポジット・ライブラリー(Deposit Library)を作ろう
多摩地域デポジット・ライブラリーの基本的な対応
デポジット・ライブラリー実現に向けた経費の概算
NPO法人でデポジット・ライブラリーを運営した場合)
第2部 資料