可能性としての家族

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可能性としての家族

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784939015526
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C0036

出版社内容情報

結婚・夫婦関係・親子関係に悩む人に、家族という共同体の本質とは何か、それはどんな条件によって成り立つのかを解いた名著。一九八八年大和書房版を復刊しました。新規に索引をプラス。さらに復刊にあたって著者の書き下ろしもあり。晩婚化や少子化が進む今の私たちに必要な「家族論」です。

復刊にあたって…小浜逸郎

序章●なぜ家族か

家族に視線が集中している…………11  
世界理念の崩壊…………15  
解体不安という関心のあり方…………19  

第一章●解体不安の根拠

離婚・シングルは増加したか…………23  
子どもの数の減少と解体不安…………39  
女性の自立化と解体不安…………50  
機能喪失、制度崩壊と解体不安…………56

第二章●意識としての現代家族

家族についての思想的態度…………63  
解体不安の由来…………67  
〈学〉的記述と体験的記述…………69  
『積木くずし』の問題点…………72  
〈愛〉を超える概念としての〈エロス〉…………79 
「放蕩息子」は祝福されている?…………84  

第三章●病理としての家族

不安は現代家族の糧である…………101  
病いと自由意志の間…………103  
関係的な生・無意識的な生…………110  
二つの事例・開成高生と金属バット…………112  
純化する親子関係…………119  
「分裂病」問題の切り取り方…………124  
精神病理学の思想的モチーフ…………130  
R・D・レインr>
差別の概念はどこで成立するか…………243  
男女差別と男女差異…………250  
性差論をめぐる状況…………253  
性差論の二つのパターン…………256  
〈性欲〉をめぐる男女差…………260  性差発生の三つの土台…………266

終章●可能性としての家族

「性」はどこまで明るくなれるか…………273  
人はなぜ結婚するのか…………284  
生殖はどこまで人工化しうるか…………300


あとがき…………311  
索引…………316  



内容説明

小浜逸郎、思想の原点。性愛や結婚や夫婦関係や親子関係の、疑問や迷いを大元から考える。

目次

序章 なぜ家族か
第1章 解体不安の根拠
第2章 意識としての現代家族
第3章 病理としての家族
第4章 変身家族論
第5章 家族の根拠
第6章 家族と性差
終章 可能性としての家族

著者等紹介

小浜逸郎[コハマイツオ]
1947年横浜市生まれ。横浜国立大学工学部卒業。批評家。家族論、学校論、思想、哲学など幅広い評論活動を展開
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。