内容説明
帝国であるか否かではなく、「帝国の責務をどう果たすか」を問う。
目次
第1章 序論
第2章 橋渡しをする人
第3章 帝国主義者としての人道主義者
第4章 軽めの国家建設
第5章 結論―帝国とそのネメシス
著者等紹介
イグナティエフ,マイケル[イグナティエフ,マイケル][Ignatieff,Michael]
1947年生まれ。亡命ロシア貴族の末裔としてカナダのトロントに生まれる。トロント大学卒業。ケンブリッジ大学キングズ・カレッジのシニア・リサーチ・フェローになると同時に英国に移住。テレビのプレゼンター、雑誌への寄稿、著作活動を通じて、現代英国を代表するジャーナリストとして活躍する一方で、アカデミックな歴史家としての一面ももつ。現在はハーバード大学ケネディ行政大学院で教授職にあり人権論を講じている
中山俊宏[ナカヤマトシヒロ]
1967年東京都生まれ。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科国際政治学専攻博士課程修了。国際政治学博士(青山学院大学)。ワシントン・ポスト紙極東総局記者、日本政府国連代表部専門調査員を経て、現在、(財)日本国際問題研究所アメリカ研究センター研究員。専攻はアメリカ政治外交、アメリカ政治思想
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