内容説明
フェーヴル、ブローデル、バルト、ル・ロワ・ラデュリ、コルバンに至るフランス歴史・思想・文学の通奏底音…。「アナール」の生みの母19世紀の大歴史家、ミシュレの歴史観の全貌。
目次
世界史入門
偉大なる天才の孤独―『ヴィーコ選集』まえがき
全体としての生命の復活―『フランス史』1869年の序文
社会主義、軍国主義、産業主義―『19世紀史』第1巻序文
ヨーロッパ精神と時代の産物―『19世紀史』第3巻序文「今世紀全体への、およびその急速な衰退への一瞥」
ジュール・ミシュレあるいは精神の自由