政治という虚構―ハイデガー芸術そして政治

個数:

政治という虚構―ハイデガー芸術そして政治

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月19日 18時48分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 423p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784938661472
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1010

内容説明

本書は、ハイデガーの思惟にたいする限りない称賛と、ナチ加担そして「アウシュヴィッツ」に対する一貫した沈黙、ハイデガーの思惟が惹起し、正当化するものに対する限りない不信、このきわどい矛盾のなかに身を置く著者の、優れて脱構築的な試みであり、今日における「哲学すること」の不可能性のなかで、「ハイデガー以後」に我々に与えられた思惟の急務を呈示している。

目次

第1章 哲学
第2章 ハイデガー
第3章 1933年
第4章 罪
第5章 句切り
第6章 ドイツの歌
第7章 国家‐唯美主義
第8章 模倣論
第9章 神話
第10章 1000年の時
補遺 ヴィクトル・ファリアスの書『ハイデガーとナチズム』について
付録(伝記という虚構;ラクー・ラバルト、自らを語る;ラクー・ラバルト、「ハイデガー問題」を語る)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さえきかずひこ

8
ハイデガーへの激しい葛藤に満ちたテクストは、読んでいて苦しくなる。単に難解なだけでない、アンビバレンスを感じさせる文体が延々続く。第7章で『ナチズムが「政治は国家の造形芸術である」という大きなモチーフを抱えた運動であったこと』(p.379)を指摘しておりその点たいへん興味深かった(引用されているゲッベルスの発言も)。巻末の100ページ以上に渡る付録が本書の理解を助けるので著者を知らない人はそこから読んでもよいだろう。2017/09/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/203065
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品