住民投票運動とローカルレジーム - 新潟県巻町と根源的民主主義の細道,1994-200

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  • サイズ A5判/ページ数 334p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784938551803
  • NDC分類 318.8
  • Cコード C1036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

1
本書は、原発誘致やプルサーマル計画をめぐる住民投票で、明暗の分かれた新潟県にある巻町と柏崎市を対比し、住民投票の有効性というものを炙り出している。巻町と柏崎市における2つの選択、原発の誘致と拒否とをもたらした要因とは何だったのか? 第1に統治者に関しては、政争で権力構造が安定しない巻と、市長の強力なリーダシップを持った柏崎。さらに、統治者の出身階層を見れば、「名望家レジーム」が比較的長く生き残っていた巻と、「地域開発レジーム」へ、そこから「原発レジーム」への編成替えが早期に進んだ柏崎という対比ができる。2012/08/16

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