てやんでぇ!

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784938463601
  • NDC分類 019
  • Cコード C0095

目次

野心家官僚のよくできた“作文”感あり―小沢一郎『日本改造計画』
ベストセラー漫画家は文字の玄人でもあった―さくらももこ『たいのおかしら』
速度至上主義の文体はプロの仕事である―西村京太郎『越後湯沢殺人事件』
信じるか信じないか、は読者の自由だ―高橋周七『驚異の杜仲茶健康法』
80年代ニヒリズムの影が濃い“自殺”の捉え方―鶴見済『完全自殺マニュアル』
ただのオヤジ向け毛つき写真集じゃねぇか―『石原真理子写真集Marie!』
この“いやな感じ”にゃ、お手上げだ―石坂啓『赤ちゃんが来た』
文脈無視で読める便利さが強みなんだろう―アーサー・ブロック『マーフィーの法則』
不安なサラリーマンのための精神安定剤―長谷川慶太郎『超失業』
ハマコーは日本のジェームズ・ブラウンか!?―浜田幸一『日本をダメにした九人の政治家』〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

12
1997年刊でベストセラーの書評集なので、さすがに古いけど懐かしい。独特の悪意のないオヤジ振りが味である。「間違いだらけの車選び」では徳大寺有恒を「剛直」と評する。なるほどその通りで、だから毎年楽しみにしていた。谷沢永一「人間通」の『人の世は絶えざる値踏みの市。高くもなく安くもない指し値をする眼力がなければ世に立てない』を良質な保守とし、「これに対して当たり前だと反発する者は、その当たり前をどの様に身につけていくかの目算が立っていない」と読み解く。しかし、書いていて自分もオヤジ化が進んだと実感。2016/04/10

pochi

0
1997年 6月11日

あーさー

0
大月隆寛さんの書評連載をまとめた一冊。タイトルからはなかなか想像できない内容です。「大月さんが選んだ本」ではなく「そのとき売れてるベストセラー」を対象にしているので、振り幅が広く面白かったです。2023/08/24

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