内容説明
本書はあやしい探険隊でいつも同行している沢野ひとしとの、まあ対談というのもおこがましい、相変らずの酒場のヨタ話の延長のような気分の思い出し話で構成してある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yuzuriha satoshi
25
毎年数回の天幕生活を送るようになってかれこれ30年になる 一度この暮らしに慣れてしまうと通常の旅館やホテルがとても煩わしい チェックイン チェックアウト これがダメ 夕食は 朝食は 何時から これももうダメ メニューはお仕着せ 酒の銘柄を選ぶと追加料金 論外 食事の材料は地元のもの 家で使っている調理器具をそのまま持っていって作る お酒も地元のもの 衒いもなければ気取りもない 体の自由がきかなくなればいずれ気持ちも変わっていくのだろうが 今はまだ野外天幕生活旅の方がいい2015/03/25
OHモリ
5
●シーナ隊長ひきいる「東ケト会」→「あやしい探検隊」1970年代?の昭和な写真を見ながら椎名誠と沢野ひとしが座談会と称して勝手にしゃべっている本で、個人的な写真と個人的な体験やうちわの話なんだけど、なぜか憧れを感じてしまう世界がある。いいなぁ~ 巻末の手作り感あふれるパンフレットがまた面白い。 ●影響を受けて作った名古屋HOT隊(変なおじさん登山隊)も結成20年以上になった。昔山行前に作っていたパンフは東ケト会の真似だったのかなぁ・・・覚えてない。2017/11/18
hideboo
5
何気に図書館で見つけました。この本の存在すら知りませんでしたが、「わしらは怪しい~」時代のシーナさんや、沢野ひとしさんの写真がとても素敵でした。もちろんそのキャンプに参加したわけではありませんが、とても懐かしさを感じました。関連した本を読んで、楽しそうで、はちゃめちゃなキャンプに憧れてた頃を思い出しました。2012/07/22
abebe
4
若かれし頃の探検団のメンバーの写真がたくさんある。他の本を読んでいたらとても面白いと思う。沢野さんの適当さも魅力のひとつです。2011/02/15
カンパネルラ
3
あやしい探検隊の初期の頃のことを写真を交えて沢野と対談する。かなりネタがコアなので椎名を読み込んでないとつまらないだろう。それにしても、確かに青春篇であり、羨ましいばかり2010/03/13