内容説明
たったひとりの発言・行動が人々に勇気をあたえ確実に社会を変える。反骨・異端のすすめ。
目次
1 対峙する意志(ひとりからの正義―矢野伊吉;一点の私心もなく―戸村一作;国を相手にたたかう―家永三郎;市民化学者の遺言―高木仁三郎;自立する精神―後藤安彦)
2 反戦平和への希求(沖縄からの風―大田昌秀;米軍から村をとりかえす―山内徳信;ぼくにも戦争責任がある―本島等;アンパンマンの正義―やなせたかし)
3 表現者の矜持(『死霊』と格闘して六〇余年―埴谷雄高;闇を凝視めて―上野英信;放浪の果てに知った人の優しさ―灰谷健次郎;ナイーブな青年のままで―松下竜一;地獄絵の表現者となった妻と夫―丸木俊;異端児の見得―市川猿之助;銀幕に映らなかった登場人物―今村昌平;仕事、仕事、仕事―新藤兼人;ある名画座館主の戦後史―三浦大四郎)
4 ジャーナリストの覚悟(死者たちの声―青地晨;ひっけいな兄ぃ―本多勝一;大新聞からミニコミジャーナリズムへ―黒田清;歴史への参加、歴史の変革―斎藤茂男)
著者等紹介
鎌田慧[カマタサトシ]
1938年青森県に生まれる。ルポライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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