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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽんくまそ
11
1988年出版。久しぶりの再読だ。まだ日本に原発が36基しかなかった時代、その36基ですでに数々の危機一髪がすでに起こっていたことを講演した記録である。前著「危険な話」を東電企画部副部長がけなしている、1988年6月11日の朝日新聞の書評欄の写真が載っている。この副部長の名は、勝俣恒久。フクシマ爆発のときの東電の会長で、頭を下げる仕事は社長以下にやらせ、10万人を越える避難者が住む所にも困っている時に、ドバイの別荘にしけこみ、加害者のくせに電気を止めて電気料金を値上げした男である。2015/10/13