内容説明
Ｃｏｄｅ Ｒｅｄ、Ｎｉｍｄａなど強烈な繁殖力をもつコンピュータ・ウイルスが世界中に大きな被害をもたらした。企業のネットワークに侵入し、ホームページを勝手に書き換えたり、重要な情報を盗み出すといった不正アクセスの被害も後を絶たない。セキュリティ対策が不十分だと、知らないうちにウイルスを撒き散らしたり、不正アクセスに手を貸すことになってしまい、社会的な信用を一気に失いかねない。インターネットの初心者であっても、避けては通れないのがセキュリティ対策だ。企業ネットワーク内でコンピュータを使っている個人レベルでの対策から、企業システムのセキュリティ対策まで、入門者にも分かるようにやさしく解説している。
目次
はじめに セキュリティ学習の予備知識
第１章 インターネットの危険から身を守れ！
第２章 ここまでやればまず安全
第３章 企業ネットワークはこう狙われる
第４章 企業ネットワーク安心環境はじめの一歩
第５章 ＯＣＮのセキュリティ・サービス
付録 インターネットのセキュリティ上の脆弱性トップ２０―米Ｔｈｅ ＳＡＮＳ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅホームページ・翻訳版
著者等紹介
大谷淳［オオタニジュン］
１９６５年愛知県生まれ。愛知県立旭丘高等学校、多摩美術大学卒業。フリーランス・ライター兼Ｗｅｂデザイナ／Ｗｅｂプログラマ。（株）イーエックスネットコム非常勤アドバイザー。美術大学という異例の経歴を持ちながら、古くからコンピュータとネットワークの将来性に注目し、現在はＰＨＰ、Ｐｅｒｌ、ＡＳＰ、Ｊａｖａなどのプログラム言語を使ったサーバーサイド・プログラム作成と講演、雑誌への執筆活動をメインとする。雑誌・書籍では、ＩＴ関連全般やセキュリティ分野の記事を執筆。ＷｅｂサイトにもＩＴ最新技術などのコンテンツを寄稿。また、商用インターネット公開開始の１９９５年から中小企業／ＳＯＨＯを中心にサイト構築とページ作成など多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
