筋機能改善の理学療法とそのメカニズム―理学療法の科学的基礎を求めて

筋機能改善の理学療法とそのメカニズム―理学療法の科学的基礎を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 164p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784931411210
  • NDC分類 492.5
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 理学療法は身体の刺激に対する反応を利用して,身体機能の維持・改善を図ることを目的としている.■筋力増強を目的とする理学療法は,経験的事実を根拠に筋力が低下した筋に対して力学的負荷を加え,その生体反応として筋力が増加することを期待して実施される.■理学療法の現場では,筋力増強のために実施している負荷が生体に対してどのようなメカニズムで作用しているのか,運動の負荷量はなぜこの程度が適切なのか,筋力はどこまで改善するのかといった素朴な疑問がある.■本書はこれらの疑問に答えるため,身体運動における骨格筋の重要な機能である筋収縮力の発揮,筋の持久力,伸展性・粘弾性・筋緊張などの筋の性状,筋の痛みに対する理学療法的対応を整理し,理学療法が骨格筋系を構成する組織や筋細胞に作用するメカニズムを探ることを意図した.■理学療法の臨床とその科学的根拠の間には解決すべき課題が山積している.本書を通じ理学療法のメカニズムについての理解が少しでも深まれば幸いである.    

《目次》
主要目次第1部筋機能改善の理学療法 第1章 骨格筋の諸機能と理学療法 第2章筋力改善の理学療法―廃用性筋萎縮の予防を中心に― 第3章持久力改善の理学療法 第4章筋の伸長および伸展性(粘弾性)改善の理学療法 第5章筋の痛みに対する理学療法 第2部筋の理解を深めるために 第6章筋出力・筋緊張の神経制御 第7章骨格筋を理解するための生物学―受精から骨格筋の形成,再生と筋ジストロフィーまで― 第8章骨格筋のダイナミクス―骨格筋肥大・再生とサテライト細胞

内容説明

本書は身体運動における骨格筋の重要な機能である筋収縮力の発揮、筋の持久力、伸展性・粘弾性・筋緊張といった筋の性状、筋の痛みに対する理学療法的対応を運動療法を中心に整理し、理学療法の考え方および理学療法が骨格筋系を構成する組織や筋細胞に作用するメカニズムを探る。

目次

第1部 筋機能改善の理学療法(骨格筋の諸機能と理学療法;筋力改善の理学療法―廃用性筋萎縮の予防を中心に;持久力改善の理学療法 ほか)
第2部 筋の理解を深めるために(筋出力・筋緊張の神経制御;骨格筋を理解するための生物学―受精から骨格筋の形成、再生と筋ジストロフィーまで;骨格筋のダイナミクス―骨格筋肥大・再生と筋衛星細胞)

著者等紹介

望月久[モチズキヒサシ]
東京都立大塚病院リハビリテーション科

山田茂[ヤマダシゲル]
東京大学大学院生命環境科学系身体運動科学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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