内容説明
大好評、日本への応援歌・第二弾。
目次
第１部 私が好きな日本人（身も心も日本人にしてくれた人たち；助けてくれた日本人のみんなに感謝；陽だまりのような人たち；日本の女性は私の鑑です ほか）
第２部 私が好きな日本の文化・生活（わたしの大好きな町；『おしん』が教えてくれた憧れの国；アニメの国は安全な国だった；希望のもてる国 ほか）
著者等紹介
加藤恭子［カトウキョウコ］
１９２９年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業と同時に渡米・留学。ワシントン大学修士号。フランス留学、再渡米を経て、６１年帰国。６５年早稲田大学大学院博士課程修了。６５年から７２年マサチューセッツ大学で研究生活を送る。７３年上智大学講師、９５年から同大学コミュニティ・カレッジ講師。現在は、（財）地域社会研究所理事、「加藤恭子ノンフィクション・グループ」代表。専攻はフランス中世文学。第４３回日本エッセイスト・クラブ賞、第１１回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞、第６５回文藝春秋読者賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
isao_key
4
続編はじっくり一人ひとりに時間をかけてインタビューをしている分、よりその人の日本に対する思いを聞くことができる。この本でも、日本人が普段当たり前のようにしている行為や、発想が外国人にとって驚嘆すべき美点として認識されているのがよく分かる。ウズベキスタンの方の、＜「日本は日本らしさを失ってしまった」といわれているのを聞きますが、私の目から見たら、そんなことはありません。日本にはまだまだ、文化や生活様式、人々の性質などに日本らしさがたくさん残っています。＞という言葉に、もっと日本人自身が自信を持つべきだろう。2012/09/23
壱萬弐仟縁
3
43人による親日家の良心的なコメントが凝縮された好著。自信を失いかけている日本人すべてが読むべき内容と思える。もしも、福澤諭吉が生きていれば、独立自尊を標ぼうしてきただけに、今の日本も捨てたものではない、当時、アメリカに渡って近代化を図ってきたことも無駄ではなかった、かのような気持ちにもさせてくれる。外国人は日本の良いところを相対化してくれるだけでなく、日本の良さを我々にも再発見させてくれる、かけがえのない存在である。真に国際的信用を取り戻すべき原発問題もあるが、ひとまず、安心できた次第である。2012/05/20
akir@t
3
前の本と比べると、特定の日本人に書かれている章があり、より個人的な話しが増えている。後半では前と同様、一般的な日本と日本人の良いところが書かれており、これからも変わらずに守っていきたいものを感じる。2010/06/07
夜の女王
2
☆☆☆ 日本人として嬉しい書。特に近隣諸国ともめててうんざりしていた時なので、自信と勇気と癒しをもらいました。ただ、全体に情報が古い。続々が出るといいな。2012/09/13
13km
2
日本人は海外の人から誉められるのが好きなんだと思う。自分のことでなくともやっぱり嬉しい。2012/08/03
