内容説明
ほめられると、子どもはイキイキしてくる。「叱らないこと」以上に、「積極的にほめること」が大切です。やる気の芽が育つ、とっても大切なこと。
目次
小学生の心の世界―6年間で、目覚ましい成長を遂げます
文句や口答えが増える中間反抗期―この一言で、注意がすっと受け入れられる
高学年になると、プレ思春期へ―自立を促す、ちょっと意外なサポート法
学校生活、ほかの子と比べて悩まないで―長所をほめて、がんばりを認めましょう
「勉強って楽しい!」と思える子に育つ、とっておきの方法を教えます
習い事は、がんばったという自信が、将来の力に―結果よりも、努力をほめる
体も心も育む「食育」―好き嫌い、小食、どうしたらいい?
子どもの自立心を育てるには、「甘えを受け止めること」と、「ほめること」が大切です
ほめ言葉が自然と増える、シンプルな習慣―最終目標までのステップを細かく設定してみましょう
「わかってるよ!」と反発する、子どもの気持ちを生かす方法〔ほか〕
著者等紹介
明橋大二[アケハシダイジ]
昭和34年、大阪府生まれ。京都大学医学部卒業。子育てカウンセラー・心療内科医。真生会富山病院心療内科部長。児童相談所嘱託医、スクールカウンセラー、NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長
太田知子[オオタトモコ]
昭和50年、東京都生まれ。2児の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mariya926
47
とてもいい本でした。私が知りたかった集団で褒めたり叱ったりする方法ですが、騒ぐ子は取り合わないで、いい行動をしている子を積極的に褒めるのはなるほどと思いました。また叱られてヘラヘラしている子に関しても、本当は悲しくても、敏感な子は心を守るために、ふざけたり悪さをすることがあるのも納得しました。子育ては親に余裕が必要だなと思いました。そしてこそ受け入れて褒めたり、「ありがとう」と言うことができます。評価ではなく感謝を伝えていきたいです。2017/01/22
ゆうまっき
44
小1の息子は気に入らないことがあったり、注意したり怒ったりすると、すぐキレる、喚く、すねる、普段はふざけてばっかりだし日々疲れます・・・。なにか参考になればと思いこちら読んでみました。とにかく子供の自己肯定感を高めてあげることー。叱るよりほめる。なかなか難しいですが、なるべくおおらかな気持ちで接するよう心がけたいなと思いました。2017/06/05
はしけん
24
このシリーズ、とってもためになる本なんだけど、致命的な欠陥があって。 特に、今回のは酷い。「お母さん」「お母さん」の連発。 父親は蚊帳の外、母親に超プレッシャーを与えているのを著者は気づいてないのか? 育児は夫婦でやるものでしょう?些細なことだけど、こういう時代だからこそ、気を使って欲しい。2013/06/06
たまきら
22
小学三年生、ギャングエイジにきました。まさにまさに、です。わかっちゃいるけど腹が立つわ~。今朝もやるべきことをせず、注意したらプイッと言ってきますますも言わずに学校へ。子育ては忍耐じゃのう。2020/08/31
しゅわ
21
【図書館】人気の「子育てハッピーアドバイス」シリーズの「ほめ方・叱り方」編の第三弾は「小学生編」 何も出来なかった幼児時代を卒業して、でもまだまだ頼り無い…そんな小学生にスポットを当てた一冊です。スクールカウンセラーの経験もある著者の「小学生の心の世界」の解説はとても参考になりました。その他の章も具体的な事例が豊富で、イラストや解説もよみやすく、とてもわかりやすい内容です。我が家はまだまだ小学生の世界の入り口にたったばかりですが、この本のアドバイスを参考に、お互いよい関係を築ければいいなぁ~としみじみ。2013/10/12