内容説明
本書は日本の集合住宅を、技術的・経済的な側面、つまりいかにして良質の住宅を大量かつ安価に供給するかという観点からではなく、社会的な側面、つまり共同生活の場としてのマンション・団地をいかにして住みこなしていくかという側面から考察したものである。
目次
第1章 都市生活と集合住宅
第2章 団地のイメージ
第3章 団地の近隣関係とコミュニティ
第4章 ニュータウンの住宅階層問題
第5章 団地社会と下位文化―女性・近隣・家族
第6章 団地の都市社会運動
著者等紹介
倉沢進[クラサワススム]
東京都立大学人文学部教授、都市研究センター所長
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