都市研究叢書<br> 大都市の共同生活―マンション・団地の社会学 (復刻版)

都市研究叢書
大都市の共同生活―マンション・団地の社会学 (復刻版)

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784925235112
  • NDC分類 365.35
  • Cコード C1330

内容説明

本書は日本の集合住宅を、技術的・経済的な側面、つまりいかにして良質の住宅を大量かつ安価に供給するかという観点からではなく、社会的な側面、つまり共同生活の場としてのマンション・団地をいかにして住みこなしていくかという側面から考察したものである。

目次

第1章 都市生活と集合住宅
第2章 団地のイメージ
第3章 団地の近隣関係とコミュニティ
第4章 ニュータウンの住宅階層問題
第5章 団地社会と下位文化―女性・近隣・家族
第6章 団地の都市社会運動

著者等紹介

倉沢進[クラサワススム]
東京都立大学人文学部教授、都市研究センター所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なかち

1
集合住宅は人を文化的に変容させる。イギリスの田園都市運動がベース。戦前は同潤館、戦後は公団団地、2DK。農地よりも都市部の人工が上回ったのは70年。団地族は高学歴なホワイトカラー。団地内には集会所やサークル室、スーパーや美容室も揃っていた。分譲と賃貸には溝がある。交流派と非交流派の同居。DKの登場で食卓が変わった。団地によって和式→洋式。住宅階層ができる。主婦はフルタイム、夫はパートタイム。昭和39年マスターキー廃止。2011/07/12

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