CIA洗脳実験室―父は人体実験の犠牲になった

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784925140188
  • NDC分類 145
  • Cコード C0098

出版社内容情報

驚くべき本だ。著者は、カナダ人で、マッギル大学、イエール大学卒業の精神科医。著者の父は、CIAから研究費をもらっていたキャメロンというマッギル大学の著名な精神科医(ニュールンベルク裁判でナチス指導者の精神鑑定をした)によって、洗脳の実験台にされ、人格を破壊され、精神的に廃人同様にされる.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』330頁、より)

内容説明

オウム真理教は、洗脳技術の核心をここから得ていた…!?20年間アメリカ政府が隠し続けたCIA機密プロジェクト“MKウルトラ”。国家の犯罪をめぐる、衝撃のノンフィクション。

目次

第1部 喪失(悪夢;カナダの“アル・ジョンソン” ほか)
第2部 真相究明(目覚めのとき;父の医者、ユーイン・キャメロン ほか)
第3部 闘い(法律を学ぶ;精神医学と政治 ほか)
第4部 結末(和解;結末 ほか)

著者等紹介

ワインスタイン,ハービー・M.[Weinstein,Harvey M.]
1942年カナダ生まれ。マッギル大学(カナダ)、イエール大学を卒業後、精神科医に。現在、スタンフォード大学・コーウェル・スチューデント・ヘルスセンター所長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハンプティ

2
センセーショナルなタイトル。MKウルトラ計画なるものは本書で初めて知った。普通に日常を生きている人々が庇護のもとあると思っていた国家によって理不尽に人生を奪われていく辛い内容。後半の裁判に至るまでの道のりが本当に理不尽で、もしかしたら当事者になる事があるかもしれないと思うと背筋が寒くなる。2023/01/22

アーク

2
医療って人体に問題のない範囲で実験を繰り返していくものであることは否めない。だから、廃人を多く生み出してしまったロボトミー手術とかスタンフォード大学の囚人実験とか本書の洗脳実験とか、悲劇を生み出してしまう側面もあることにはある。それは許されることではないし、なおかつアメリカ国家が主導していたという事実には背筋が寒くなるし、かつその犠牲者となってしまった方の家族の叫びはもっと知られるべきだよな。2016/11/25

さしとおう

2
◇洗脳の方法論ではなく人体実験に対する倫理観がメインテーマ。2009/11/28

kazu

1
これまでも人体実験の話(731部隊・ナチスのゲシュタポ内)は知っていた。この本では心理学者が洗脳という人体実験をした事を暴露している。資金源はCIA。ただただ驚愕した。2010/12/18

Muga

0
MKウルトラ、CIAによる洗脳実験。2022/09/02

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