日本史への挑戦―「関東学」の創造をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784924899452
  • NDC分類 213
  • Cコード C0021

内容説明

日本の首都のある東京を含む関東は、いままでは一つの地域としてみる試みはあまりなされていないのではないか。僕が考えれば、関東には鎌倉幕府があり、江戸幕府があった。明治政府は関東で政府を開く理由もないのに東京に落ちついてしまった。それは偶然ではなく、もともとそういうことを引き寄せる潜在的な大きな力のある土地なのではないか。これまでの先入観を取り払って、「関東学」という骨組みができないだろうか。

目次

1 ひらかれた関東(いま、なぜ「関東学」か;考古学からみた関東;「関東学」の輪郭;多様なる列島社会;「関東」と「関西」 ほか)
2 関東の歴史力(養蚕と織物;鉄の力;浅草の観音伝説;狩猟と馬;関東の渡来人 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

4610tosan

2
対談ですが、事物史実に基づいて関東の文化や経済の歴史にフォーカスして読み応えがありました。なるほど、未開の地にしては経済力や文化がありすぎるし、中世以降の畿内の相対的な没落も分かる気がします。2017/05/25

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