感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
17
川本三郎「映画の中にある如く」に、ウィーン生まれのフレッドジンネマンに西部劇が作れるのかと危惧の声が上がった時、ジンネマンがカールマイ(独)の西部小説を読んでいたから大丈夫と答える逸話が出てきます。マイは一度も米国に行かず偽西部小説を書き続けた人。そしてジンネマンが作った映画が傑作「真昼の決闘」。愉快なエピソードです。さてマイの小説は60年代に「ヴィネトゥ」シリーズが5本公開されています。まがい物と言われ消えた映画ですが、何と本書で双葉さんは3本を批評しています。この批評がまた的確。またまた心酔しました2021/06/14
キムトモ
1
ぼくの永遠のバイブルです
Gen Kato
0
再読。戦前篇、40~50年代と読んでくると、このあたりでハリウッドはスターの顔ぶれも映画会社の様子もすっかり変化してしまったのがわかる。後半はニューシネマの時代。2016/03/16