内容説明
世の中がどんどんオタク化している。オタク第一世代が語る「オタク論」好評第2弾。
目次
第1部 オタク論DEATH(コミケで儲ける人たち;男のホームレス化、女の腐女子化;鉄オタブームは来るか;スピリチュアルを信じるか? ほか)
第2部 オタク論REBIRTH(リアルでもキャラは重要だ!;ノスタルジーってなんなのさ;本を捨てたら見えてくる世界;ババンババンバンバンネットするなよ! ほか)
著者等紹介
唐沢俊一[カラサワシュンイチ]
1958年北海道生まれ。作家・カルト物件評論家。『トンデモ本』シリーズを生んだ「と学会」中心メンバー。古本、映画、薬、落語など幅広い分野での評論活動を展開。B級カルト物件の発掘をライフワークにしている。最近では日本テレビ「世界一受けたい授業」講師、ラジオ・パーソナリティ、舞台俳優などでも活躍
岡田斗司夫[オカダトシオ]
1958年大阪府生まれ。作家、評論家。(株)オタキング代表、大阪芸術大学客員教授。アニメ制作会社・ガイナックス元社長。映画「オネアミスの翼」、アニメ「ふしぎの海のナディア」などを制作。同社を退社後、東京大学「オタク文化論」ゼミで注目を集める。執筆以外では、食玩シリーズ「王立科学博物館」(タカラ)監督、NHK「BSアニメ夜話」レギュラーコメンテーターなど、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たかひー
1
★★★2019/09/10
ユウティ
0
対談者のお二人自身もオタクなんだろうが、デブ・メガネ・ロリというステレオタイプのイメージからはかけ離れている。『オタクというのは自意識をもってオタクになり、独自の見方や価値観を持っている人』こっちなんだな。後半は今後の社会の予想にまで話が広がっていった。まじめなんだかフザケてるんだか分からないところもあって楽しい。10年前の本だけど、ネットについての考察が面白い。『「解釈の記事」を読んでその解釈のほうをみんな正解だと思う。』あたりにはドキッとした。2017/08/18
kk
0
オタクの話だけじゃなく、経済格差の話とかもあって、面白い。題名がオタク論だから敬遠する人がいるだろうけど、たくさんの人に読んで欲しい2010/03/21
末讀玉
0
「オタク論」には触発されるところが多々あったが、この本は駄目
海蛇
0
面白いけど、この二人のような達観は中々出来ないとも思う2009/07/28