内容説明
人間の欲望の数だけ、人生の哀しみがあり、それぞれのドラマがある。
目次
第1章 いろいろな人生(地下メディアの女王・田口ゆかりという人生;村西とおる親子二代のドラマ;汁男という人生 ほか)
第2章 あの人を追え!(消えたスケバン作家;禁煙するコツ教えます;¥マネーの穴 ほか)
第3章 人妻たちの冒険(夫が知らない人妻たちの冒険;主婦だって脱ぐんです;エロ本業界の偉人たち ほか)
著者等紹介
本橋信宏[モトハシノブヒロ]
1952年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政経学部卒。人間の裏面をエッセイ・ルポタージュ・小説で書き綴る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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n75
3
42.まぁまぁ古い本ですが、今も昔も本橋さんの文体で、最近読んだ街ルポにも通じるエピソードが満載で、久しぶりに会った知人と話しているような気持ちに。本橋さんの文章は必ずナラティブな要素が入ってくるので文章に血肉が通っているというか、ルポは一歩引いた客観が大切な気がしていたけれど、ポケットから出すように自然に書かれているのがとてもいいなといつも思う。2020/05/05
海
0
雑誌に連載したコラムを集めたものなので、面白いものとそうでないものの差が激しかった。興味を持てた話もページ数が限られていて話が展開していかないので、尻切れトンボな感じがした。今度は同じ著者のテーマが一貫したノンフィクションを読んでみたいと思った。2012/12/20
バカ殿。
0
風俗のルポだと、遊ばないでインタビューだけしてカッコつける人が多いが、本橋さんは、やるからいいね、AVに出た事もあるようだ、裏東京シリーズは本当面白い、文筆才能も大事たが、経験が才能みたいなもんだ2020/07/06
yu60
0
気が付くと本橋さんの書いたものは結構読んでる 同じような時代を過ごした、空気のようなものを感じる 2020/07/01