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内容説明
われわれは幼年期、思春期の自殺という現象について、何を知ることができるのだろうか。その原因、病理、治療、予防はどの程度まで学問的に論議することが可能であろうか。気鋭の精神科医が発達論的観点から、あらゆる分野の科学的知識を動員して子供の自殺問題の解明を試み、その対処について論じた衝撃的な研究書。
目次
第1部 小児の自殺行動の臨床と疫学(小児の自殺行動の歴史的概観;小児の自殺行動の定義と分類;小児の自殺行動の疫学;小児の自殺のエピソード)
第2部 小児の自殺行動の危険因子(小児と成人における感情障害と自殺行動について;小児のうつ病性障害;小児の死の概念;自殺の危険の高い小児の家族と自殺の危険の高い親達;自殺の危険の高い小児の家族における相互関係;自殺の危険の高い小児の自我機能)
第3部 自殺の危険の評価(臨床面接による小児の自殺の危険の評価;自殺の危険の高い小児の遊び方を観察する)
第4部 自殺行動に対する介入(自殺の危険の高い小児のための治療計画;自殺の危険の高い小児の外来精神療法;自殺の危険の高い小児の精神科入院治療;自殺の危険の高い小児に対する補助的な治療法)