内容説明
「東京湾アクアライン」というスケールの大きな最先端のモノ作りが、詳細で美しいイラストとわかりやすい文章で描かれている。そこには技術が未来を拓くことを信じた技術者たちの姿がある。中学・高校生から大人まで、モノ作りの魅力を十分に感じ取ってもらえる一冊である。
目次
プロローグ 海の国の選択
設計・計画―夢を見た人々
地盤改良―まずはヘドロをかたくする
川崎人工島(地中連続壁―海にしずめた巨大なたらい;掘削と内部ブロックの設置―海の底が見えた!)
木更津人工島―海と空の間に
シールドマシン建造―巨大モグラ誕生
トンネル工事(開始―氷のなかの発進;セグメントの組み立てと補給―掘ることは運ぶこと;二次覆工―トンネルのなかのトンネル)〔ほか〕