内容説明
自分の眼の見え方や見えにくさを事物や場面に即して、具体的に、丁寧に記述―日本弱視教育研究会「弱視教育」の連載を出版化。弱視者の家族や保育・教育・福祉等に携わっている人、弱視者と職場を同じにしている人、同僚や上司といった弱視者の周辺の人たちにぜひ読んで欲しい弱視者理解のための本。
目次
第1章 見えることは凄いこと
第2章 私の視覚障害
第3章 視覚補助具の力を借りて
第4章 通常の小・中・高等学校に学ぶ
第5章 弱視者は健康のバロメーター
第6章 障害受容は家族と共に
第7章 趣味は命の潤い
第8章 私の社会参加
第9章 弱視児の教育に望む
著者等紹介
小林一弘[コバヤシカズヒロ]
昭和10年3月11日東京都に生まれる。28年3月東京都立戸山高等学校卒業。32年3月東京教育大学教育学部卒業。33年2月東京都立八王子盲学校講師のち教諭。39年4月東京都立葛飾盲学校教諭。47年9月東京教育大学教育学部附属盲学校教諭。53年4月筑波大学附属盲学校教諭。11月第9回博報賞(視覚障害教育部門)受賞。61年4月東京都立久我山盲学校教頭。平成元年4月東京都立葛飾盲学校長。4年4月東京都立文京盲学校長。6月全国盲学校長会長。5年6月全国特殊学校長会長。6年11月文部大臣教育者表彰拝受。7年4月東京都教育庁学務部就学相談室就学相談員。8年12月以降淑徳短期大学・日本社会事業大学・武蔵野女子大学等非常勤講師。10年12月文部大臣教育功労者表彰拝受。14年12月内閣総理大臣障害者関係功労者表彰拝受
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